もしも旦那が浮気したら即離婚!とその時の感情に任せて夫婦関係を終わらせてしまったら!?現実的にはその後に様々なリスクを負って後悔してしまう人や反対に離婚したことで幸せの道を歩む人もいるようです。ですから、どちらかの選択が迫られた時には、一度冷静になってじっくり考えることが大切なようです。
とはいえ、精神的ショックが大きい中、一体どのようなことを考えれば良いのでしょうか。そこで、まずはあなたが離婚してもうまくやっていけるタイプなのかを探るとともに、離婚前に再確認したいポイントや離婚を決断した際にやるべき事などを詳しく解説していきます。
あなたは離婚しても大丈夫!?

結婚もそうですが、離婚という決断はあなたの人生を大きく左右するものです。これまで様々な面で頼っていたパートナーが目の前からいなくなった時に、強く生きていけますか?以下の条件を満たしていれば、それ程今後の事を心配する必要はなさそうです。
- 自分一人でも十分に生きていけるだけの稼ぎがある
- 子供がいない、または子供が既に成人していて養育費などの心配がない
- もともと実家が裕福で離婚しても生活に困らない
- 次のパートナー候補がいる
以上に当てはまるようであれば、旦那さんの浮気を我慢するよりよほど幸せの人生を歩める可能性が高いといえるかもしれません。該当しなければもう一度よく考え直した方が良さそうです
離婚することで幸せになれるか?

信じていた人からの浮気という裏切り行為を我慢できずに衝動的に離婚してしまう人もたくさんいます。
しかし、あなたが離婚することで周りにも影響があることを忘れてはいけません。ですから、自身の感情だけで動くのではなく、周囲の人のことも考えて決断する必要があるといえます。総合的にみて離婚によって幸せが得られそうですか?
子供たちは?
親の離婚によって一番大きな影響を受けるのは子供です。日頃から旦那さんと子供との関係が良好であれば、突然両親が別居することになればかなりのショックを受け、精神不安定の状態になるかもしれません。
親の責任として自分たちのことだけでなく子供のことまでしっかり考えるべきといえるでしょう。
両親は?
あなた達の結婚が決まった時に、両家の両親はどれ程喜んでくれたことでしょう。それに、親は子供の幸せをいつも願っているものです。
あなたが離婚という辛い状況におかれれば両親も胸を痛め精神的な苦痛を受けることになるでしょう。両親の気持ちになってもう一度じっくり考えたいものです。
周囲の人たちは?
日本では、今や3組のうち1組の夫婦が離婚しているといわれていますが、やはり離婚すると環境がガラリと変わりますから周囲の人達とのお付き合いの仕方なども変わってくることが考えられます。近所の人、職場の人、友人関係はこれまで通り良いお付き合いができそうですか?
将来の自分は一人でも大丈夫?
離婚したらいつかまた今の旦那さん以上の素敵なパートナーが現れる!そううまくいけば良いのですが、年齢ばかり重ねていつまでも一人きりの人生を送っている可能性だってあるのです。
老後になって「あの時に離婚という道を選ばなければよかった」と後悔しないようにしたいものです。
パートナーの浮気による離婚で後悔するケース

離婚後に起こり得る様々な事を考えてみましょう。心構えができていないとこのように後悔することになりそうです。
まだ旦那さんに愛情が残っていた
相手の裏切りがどうしても許せず、勢いで離婚してしまう人もいますが、時が経過し冷静になった時にまだ旦那さんに愛情があることに気付いた。その時はすでに遅しなのです。
浮気以外にどうしても許せないという所がなければ後悔する可能性が高いといえます。なかなか怒りは収まらないところだとは思いますが、旦那さんに対する自分の気持ちを再確認してみましょう。
経済的に旦那さんに頼っていたため生活が苦しくなった
あなたが離婚しても大丈夫かどうかのチェック項目にもありましたが、やはりこれまで自身の稼ぎがない専業主婦の場合は家庭の経済状況が苦しくなることが考えられます。お子さんがまだ小さければ外に働きに出るのも難しいかもしれません。
確実に「慰謝料の請求ができる」、「養育費がもらえる」といった場合や「もともと財産が多く、財産分与によって多額のお金や土地などが手に入れられる」といった事がないかぎり、苦しくなる可能性が大なので良く考えたいものです。
子供の成長段階で様々な支障が出てきた
父親がいない状態で子供を育てている家庭で大変なのが「反抗期」だといわれています。父親がいないことでグレてしまったということもあるようです。また、父親がいないという理由でいじめにあったり、経済的な理由で進学を諦めざるを得ないこともあるようです。
このように父親がいるかいないかで少なからずとも子供に影響が出てきます。親は自分の決断したことだからと辛いことも辛抱して頑張れるかもしれませんが、やはり子供が辛い思いをしている姿は見たくないですよね。
バツが付いたことでイメージが気になる
バツイチ、バツニ…離婚をするとこのように戸籍にバツがついていきます。つまり法律的な面でも自分に影響してくるということです。
もしも新たなパートナーと巡り会えた時にバツが付いているだけでそれが支障になって進展が望めない可能性だってあるのです。バツという言葉にマイナスのイメージが付きまとうことがあるのも忘れてはいけません。
浮気した張本人から離婚を切り出された
旦那さんが浮気したのに自身から離婚を切り出してくることもあります。この場合、浮気の証拠を事前にしっかり掴んでおかないと拒否することができません。
もしも証拠を掴んでいたら、離婚する場合には慰謝料を請求したり有利な状況で別れることができます。後悔しないように、パートナーの浮気がわかったらできるだけその証拠を集めた方が良いでしょう。
パートナーの浮気による離婚で幸せになれるケース

ここからは、パートナーの浮気が原因で離婚という選択をし、かえって幸せになったというケースをいくつかご紹介していきます。
辛い状況から解放されて子育ても良い方向に
旦那さんの浮気が分かっているのに我慢してストレスを溜め続けていると、その辛くて悲しい思いが子供にも伝わってしまいます。また、たまに子供に当たってしまうこともあるかもしれません。
確かに母子家庭になることで母子共に辛い思いをすることもあるかもしれませんし、子育ても大変になるかもしれませんが、母親にストレスがなく常に幸せな気持ちでいることで子供に愛情をもって摂することができますから、かえって子供にとって良い状況といえるかもしれません。
いつも母親が暗い顔をしているより明るい笑顔でいる方が良いですよね!?あなたが幸せでいることが子供の幸せにも繋がるといっても過言ではないのです。
新たなパートナーと出会えた
もしかしたら先々で、「これまで旦那さんの浮気に散々苦しめられてきた今までの人生は何だったの?」と思えるくらい素敵なパートナーに新しく巡り会えるかもしれません。
その新たな出会いと幸せは旦那さんとの離婚を決意することで手に入れることができるものです。自分の人生ですから、後悔しないように自分自身で幸せを掴み取りたいものですね。
浮気の証拠をもっている
相手が浮気した方なのに、慰謝料など何も手に入れられず別れるハメに!そうならないように、必ず浮気の証拠を手に入れておくことをおすすめします。自身で証拠を集めるのも良いのですが、やはり確実に証拠が集められる探偵事務所などプロに依頼した方が良いでしょう。
後悔しない為に離婚前に確認すべきこと

絶対に後悔のない人生を送るために、離婚前に是非とも行っておきたいことがあります。心を落ち着けてしっかり考えるようにしましょう。
離婚したい理由は浮気だけなのか
あなたの旦那さんに本当に浮気の事実があるのですか?何となく浮気していそうといった曖昧な理由で離婚を考えてはいませんか?このような場合に離婚してしまうと、後になって実際には浮気していなかったというのが分かり、もうどうすることもできず後悔ばかりといった状況に陥ることだってあるのです。
離婚という形を選ばなかった場合でもその確証がないのに浮気を疑ったことで夫婦仲が悪化してしまうかもしれません。もう1つ確認して頂きたいのが、離婚したいと思う理由に浮気以外のことがあるのかということです。DVや浪費家、借金癖、モラルハラスメントなど離婚しても仕方ない理由があれば、あなたが有利な立場で離婚にもっていくことができます。
このように浮気したい理由がきちんとある場合、また他に不満など一切なく浮気されたことで衝動的に離婚を考えている場合のどちらかによって選択肢が変わってくるのではないでしょうか。ここは判断を間違わないようにしたいポイントです。
旦那さんの気持ちはどうなのか
男性と女性によって浮気に対する概念が違っていることもあります。あなたは浮気されて相当なショックを受け、離婚しようかどうか毎日悩んでいるのに、浮気した当の本人は「奥さんのことを一番に思っているから一度の浮気くらいいいのでは?ただの性欲の解消だし」と軽く考えているかもしれません。
もしも旦那さんが浮気相手に本気になったり、浮気を繰り返すようでしたら別れを選ぶ方が良いかもしれませんが、あなたが浮気されたことでどれくらい傷つきショックを受けたか伝えることで、反省してもう2度と浮気をしようと思わない人もいるはずです。ですから、必ず旦那さんの考えを聞いて話し合いの場を作るようにしましょう。
離婚後の生活のこと
これまで旦那さんの稼ぎに頼っていた人は、離婚すると収入が減り生活が苦しくなることが考えられます。さらに、現在の住まいについても考える必要があります。
自身の持ち家でしたら問題はないのですが、賃貸住まいやまだローンの支払いが残っている家に住んでいるのであれば引っ越しをしたり、場合によっては周りの目を気にして他の町に移り住まなければならなくなるかもしれません。離婚後の暮らしを想像してみましょう。
浮気で離婚する際に相談したい人たちとは

離婚するというのは精神的にも相当な負担がかかります。ですから、一人で抱え込まず周りに相談するようにしましょう。とはいえ、さすがに離婚は誰にでも相談できることではありません。しかし、このような人達でしたら親身になってあなたの相談に乗ってくれることでしょう。
両親
心配を掛けそうですしなかなか話し辛いことではありますが、離婚することで両親にも影響があることは間違いありません。いくら隠し通そうとしてもいつかはバレてしまうものでもあります。あなたがどのような理由で離婚したいと考えているのか、どのような状況にあるのかなど伝えましょう。
一番にあなたの幸せを願っている両親だからこそあなたの身になって真剣に考え、良いアドバイスをしてくれることでしょう。人生の大先輩でもありますから、きっと参考になることがあるはずです。
親友
この人ならと思えるような心から信頼している友人に相談してみましょう。特に解決することがなくても、自分一人で溜め込んでいたストレスが、話すことで少しは楽になるかもしれません。
夫婦共通の友人であれば第三者の目線で意見してくれるかもしれませんし、それによってまた違った視点で離婚について考えることができるかもしれません。
離婚経験者
これまで実際に離婚の経験がある人でしたら、その後の事を詳しく知ることができます。離婚にはどのような手続きが必要なのか?慰謝料はいくらくらい手に入れられるのか?離婚によって生活がどのように変わるのか?子供との接し方は?など疑問や不安に思うことを聞いてみましょう。
女性でしたら同じ女性として、また母親という目線に立って強い味方となってくれることでしょう。
専門家
離婚に関する専門家にも相談することができます。「慰謝料の請求方法」、「子供の親権を得る方法」、「養育費を得る方法」、「浮気の証拠の掴み方」など気になることを尋ねると、経験豊富な離婚に関するプロがアドバイスをしてくれます。精神的なケアをしてくれるところもありますから信頼できそうな専門家を探してみましょう。
離婚を決意したらやっておくべき事

以上をしっかり理解した上でそれでも離婚を望むようであれば、次にすべき事がいくつかあります。
浮気の証拠を集める
あなたが慰謝料を請求したり有利に離婚するには浮気の証拠が必要であるのはお伝えした通りです。その際に大切なのが、法律上認められる証拠を集めるということです。
なかなか素人ではどの程度の証拠が必要になってくるのか、どのようにして集めれば良いのかわからないものです。そこで、探偵事務所などのプロに依頼するのがベストと言えるでしょう。
慰謝料などのための公正証書の作成
プロによる浮気の証拠集めが完了したら、今度は公的な文書である「公正証書」を作りましょう。慰謝料を請求しても口約束だけでは確実に払ってもらえるという確証はありませんし、支払いがスタートしても途中で滞ることがあるかもしれません。
そのような時に公的に有効な公正証書でしたら支払い期日や方法などがあらかじめ決められているので、裁判所からの督促状により強制的に支払いを命じることができるのです。
浮気相手にも慰謝料を請求
旦那さんだけでなくその浮気相手にも慰謝料という形でペナルティを負わせることができます。その方法として、以下の3つがあります。
①直接会って交渉
裁判に時間や労力がかかることを考えると、相当な覚悟が必要になりますが直接対決した方が良い場合もあります。証拠として有効な示談書に署名捺印してもらい交渉します。
②内容証明の送付
浮気相手に会うなんて絶対にイヤ!そのような方にはプロに内容証明の文書を作成してもらい送付という形で相手に届けることができます。
③調停の申し立て
内容証明送付後に相手から何も連絡がない場合には調停の申し立てをし、その後話し合いによって調停調書を作成します。
離婚が確定したら、あなただけでなく子供の生活も困窮することにならないように、うまく社会福祉制度も利用したいものです。生活保護、住宅手当、児童手当、さらにシングルマザーの家庭へ支給される手当などもあります。
自治体によっては住宅手当の補助や子供の医療費全額無料など手厚い保証が受けられるところもありますからうまく利用したいものです。窓口に行くとこれらの制度を紹介してくれますから、積極的に出向くようにしたいものです。離婚後の生活をしっかり見据えておくことが大事です。

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