幸せはすぐ目の前に迫っていたはずなのに、婚約者の浮気が発覚して結婚が破断になったり、反対に結婚前に浮気されて許せないけれど今回だけはと許して結婚に踏み切った人など様々なケースがあるようです。しかし、なぜ結婚が決まっているのに浮気をするのでしょうか。
婚約期間に相手に浮気されないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。婚約破棄という最悪なパターンに陥った時にやるべき事や婚約者への慰謝料も気になるところです。このような疑問についてそれぞれ詳しく解説していきます。
婚約者がいるのに浮気する理由とは

婚約中にもかかわらず浮気をしてしまう人は、どうやら婚約期間だからこそ浮気をしてしまうある理由があるようです。浮気に走ってしまうパートナーの心理状態に迫ります!
マリッジブルーに陥ってしまった
マリッジブルーという言葉を聞いたことがあると思いますが、結婚を目の前にこれから待ち受けている結婚生活に不安を抱いたり強いストレス感じたりすることです。ご想像の通り、特に女性がマリッジブルーになりやすく、現実から逃げ出したい心理に駆られるようです。
今のうちに遊んでおきたいという思いから
既婚者になれば浮気は許されない。だったら今のうちにと浮気してしまうのです。性格的に、相手に一途でいなければならないと思うような真面目なタイプが、このような行動を取ることが多いといえます。
浮気は一度きり、その後はあなた一筋として尽くしてくれる可能性が高いので、これまでの動向と照らし合わせながら大目にみてあげても良いかもしれません。
つい調子に乗ってしまった
婚約が決まって浮かれ、酒を飲んだ勢いでそのまま浮気をしてしまう人もいます。結婚後はそのようなことはないとは思いますが、あまりのお調子者であれば警戒しておいた方が良いかもしれません。
妻が妊娠中で性交渉ができない
婚約前に妊娠が発覚してしまったカップルに多いのですが、妻のお腹が大きくなかなか性行為ができず欲求不満に陥って浮気をしてしまう人がいます。自身も身重で大変なのはわかりますが、旦那さんが欲求不満にならないように気遣ってあげることも大切といえます。
婚約者以外に気になる人が現れた
誰しも結婚を考える時には「本当にこの人で良いのか」という気持ちになると思います。もしも、そのような時に気になる異性が目の前に現れたら、その人のことを良く知って自分に後悔のない選択をしようと考え、そのまま浮気をしてしまうのです。
婚約前から既に浮気相手がいた
婚約する前から他に異性とのお付き合いが続いていたというケースもあります。結婚後もそのまま気付かずにその関係がダラダラ続く可能性もあります。
婚約期間中の浮気防止法とは?

婚約中や結婚後にパートナーの浮気が発覚したら相当なショックを受けますし、思い描いていた二人の楽しい生活も台無しになるばかりか不信感が続く日々になることが考えられます。そこで、婚約者に浮気をされないように行っておきたい事や心構えをお伝えしていきます。
婚約者の友人と顔見知りになっておく
浮気のきっかけは友人ということが多いものです。そこで、自らが婚約者の友人と繋がっておけば、その人たちを味方に付けることもできますし、浮気をすすめるようなこともしないでしょう。理想的なのは、顔見知りというより友人の関係になっておくとより良いでしょう。
プロポーズの前には身辺調査を!
プロポーズをする側、される側にかぎらず、結婚相手の身辺調査を行っておくと安心かもしれません。できれば自分自身が動くより探偵などのプロに依頼した方がトラブルに発展するリスクを避けることができるでしょう。
とくにまだお付き合いして間もない人であれば、尚更、秘密などがないか探っておきたいところです。
将来についてじっくり話す
結婚が決まってもなかなかその心構えができずに浮気してしまう人がいます。そうならないように、結婚するということはどういうことなのか、責任が必要であることなどをじっくり話し合って本人に自覚させるようにしましょう。
負担になるような結婚計画はNG
一方は結婚に意欲的なのにもう一方はそうでもない。このような場合には温度差が生じて片方の結婚意欲が無くなってしまうかもしれません。こうならないためにも、相手の気持ちをしっかり汲み取り、負担にならないような結婚計画を立てるようにしましょう。
結婚後も変わらないままでいる
結婚は一大イベントということで全てにおいて張り切る人がいますが、パートナーにはそれが心の負担になっているかもしれません。これまで同様の態度でいることで相手もこれまで通り心穏やかに過ごすことができますから、あまり張り切り過ぎないようにしたいものです。
婚約者に浮気されてしまった時の対処法

婚約者の浮気という予期せぬ事態がこれから待ち受けているかもしれません。そのような時は絶望の淵に立たされるかもしれませんが、ここは落ち着いて冷静に対処しましょう。
浮気の証拠を掴む
確実な浮気の証拠さえ掴んでおけば、婚約者の言い逃れをできないようにすることができますし、いざという時の法の場で自分が有利な立場で物事をすすめることができます。
まず、婚約者自らが浮気を申告してきたら不貞行為の有無を確認します。動向が怪しいなど浮気をしている気配にこちら側が気づいたら、すぐに問いたださずこっそり証拠集めをしましょう。
浮気がバレたと相手にわかれば警戒心を強くして証拠を掴むのが難しくなりますから要注意です。確信が持てたら次の行動に移すようにしましょう。
婚約者や身内と先のことについて話し合う
浮気が事実と分かったら、冷静な話し合いができるように両家の両親にも同席してもらい、できれば公平な立場で主導権を握ってもらい、浮気した理由を聞いたり、今後それぞれどうしたいのかなど意見を聞いてもらいましょう。その際、相手に浮気をしっかり認めさせることが大事です。
そして、既に結婚式の会場を押さえている人、新婚旅行や新居の契約をしている人がいらっしゃるかもしれません。式場に関してはキャンセルする場合はキャンセル料が発生することもありますから、早めにどうするのか決断し、やむを得ず結婚を断念してキャンセルする場合はどちらが払うのかについても詳しく話します。
これまで応援してくれていた両親には申し訳ない気持ちもあるとは思いますが、将来的にいつかは打ち明けなければならないことですから、隠そうとせずきちんと事実を話しましょう。
判断に困ったら弁護士に相談
中には、どうしても浮気を許せないので別れるのか、また、許して結婚するのかという判断ができないという人もいらっしゃると思います。そのような時は弁護士に相談してみましょう。プロですから、より良い方法をアドバイスしてもらえることでしょう。
婚約者だけでなく浮気相手にも慰謝料が請求できる

婚約者はまだ結婚したわけではありませんし、慰謝料を請求したいと思っても難しいところなのですが、以下のような条件に該当していれば請求が可能になることもあります。婚約破棄による相場は50~200万円と異なり、結婚に関わる費用(結婚式や新婚旅行、指輪代など)が請求できる場合もあります。
婚約が成立している場合
口約束だけの婚約では認められないことが多いのですが、例えば、「既に両家の顔合わせが済んでいる」、「結納の話が進んでいる」、「結婚式場の予約をしている」といった場合は、婚約が確定しているとみなされます。
浮気相手と不貞行為があった場合
不貞行為があったかなかったかで慰謝料の請求ができるかの明暗が分かれます。不倫についての裁判でも同じように不貞行為の証拠がないために慰謝料が請求できなかったり、パートナーから言い逃れされるケースがたくさんあります。
浮気相手が婚約者のことを既婚者であると知りながら浮気していた場合
この場合、婚約破棄のケースにかぎらずそのまま結婚となった場合でも婚約者の浮気相手に慰謝料の請求ができます。もしも、婚約者が既婚者であることを隠しながら浮気していれば浮気相手は知らなかったことになりますから、慰謝料の請求はできません。
浮気の証拠の集め方

以上のように、慰謝料請求など今後のためにも浮気の証拠はしっかり集めておくにかぎります。ところで浮気の証拠とはどのようなものを指すのでしょうか。また、どのようにして集めれば良いのかもご紹介します。
浮気の証拠ってどんなもの?
そもそも浮気とひと口にいっても人の捉え方によって違いがあるといえます。例えば、自分の知らないところで婚約者が他の異性と電話のやり取りをしていたとしましょう。ある人は浮気と捉え、別の人はそれくらい大丈夫と考えるかもしれません。実は、法的には「浮気=不貞行為」とされています。不貞行為とは具体的にいうと以下のような行為があった場合で、法的に浮気の証拠として認められます。
①不貞行為があったことがわかるSNSなどでのメッセージのやり取り
②ラブホテルに2人で出入りし、40分以上滞在していたことがわかる写真や動画
③浮気相手の家に複数回出入りしていたことがわかる写真や動画
④不貞行為の最中の動画撮影や録音されたもの
※ラブホテルや家に短時間滞在していた場合や1度のホテルの利用は証拠として認められない
浮気の証拠を集める方法は
確かな浮気の証拠を集めるには、「自身で集める方法」と「探偵などのプロに依頼する方法」の2つがあります。これから詳しくご紹介していきますが、それぞれかかる時間やコスト、集める情報の内容などに違いがあります。ご自身に合った方法を選択しましょう。
自分自身で調査を行う
まず自分自身で調査を行う方法として手っ取り早いのが、婚約者のスマホを確認することです。しかし、この方法はバレる可能性があり、実際に浮気をしていなければ信頼関係を失い、今後の二人の仲が悪化する可能性があります。
また、リアルタイムに婚約者の居場所が確認できるGPSを使用する方法もあります。もしも相手の許可を得ずに無断でGPS機器を仕込んだりすれば違法行為となりますし、このデータは裁判などで証拠として認められません。
そもそもGPS機器を入手するのにも高額な費用が必要で、現実的ではないといえます。手間暇を惜しまず自身で絶対証拠を集めたいという人以外はあまりおすすめできません。
探偵などのプロに調査してもらう
探偵や興信所に調査を依頼するとプロですから、婚約者が浮気していればほぼ確実に証拠を集めてくれます。また、多くの経験をもとに調査だけでなく様々な相談に乗ってくれますすし、アドバイスももらえます。
ただし、コストがかかり、その費用は20~50万円と決して安いものではありません。時間に余裕がない方や確実な証拠を手に入れたいという方にはこちらがおすすめです。
婚約破棄した後に待ち受ける事
実際に婚約破棄した経験のある人たちは、このような悩みを抱えているようです。
キャンセル費用の発生などによる金銭トラブル
これまでご紹介してきたように、婚約中に結婚式場や新婚旅行の予約をしていた場合には、婚約破棄をしたら全てキャンセルしなければなりませんし、キャンセル料が発生することもあります。
もしも住宅ローンを組んでいたり新車を購入していれば、支払いを継続しなければならないかもしれません。このように、後々悩まされる金銭トラブルがよくあります。
周囲の人への対応に困る
一番に結婚を喜んでくれていた両親に、婚約者が浮気をして結婚が破断になってしまったなんて話をしたらガッカリさせてしまうのは目に見えています。心の中は、辛く申し訳ない気持ちで一杯になることでしょう。
また、これまで結婚を祝福してくれていた友人や職場の人達にも、理由が理由なだけに打ち明けるのは恥ずかしい思いをしますし、億劫になることでしょう。
職場復帰が大変
家に居て欲しいといった婚約者の希望や自身の結婚観などから、既に仕事をやめてしまっていた人もいらっしゃると思います。どのような理由があれ、一度やめた職場に復帰するのは簡単なことではありませんし、これからの仕事探しも大変です。
子供がおり生活が大変になる
婚約中に妊娠していた人で母親が子供の親権を持つ場合は、これから女手一つで育てていかなければなりませんから経済的にも心配なところです。夫は子供となかなか会えないという状況が生まれるかもしれません。自分たちだけでなく子供にも寂しい大変な思いをさせることになるかもしれません。
寂しさが募る
ただお付き合いしていた人というわけではなく婚約者と別れるわけですから、急激な寂しさに襲われたり、精神的に辛い状況に追い込まれることが考えられます。これから結婚して幸せな家族を作り上げるというイメージを持っていたでしょうし、それを無くしてしまったら絶望感に苛まれることもあるかもしれません。
いつまでも独身のまま
大好きだった婚約者の裏切りに別れを選んだのは良いけれど、いつまでも相手のことを忘れられずに時ばかりが経過して結婚適齢期を過ぎ、独身のままでいる人もいます。いざ結婚相手を探すもそう簡単にはいかないようです。
婚約者の浮気が分かったのに結婚したら!?

もう婚約してしまったし、色々と手続きが面倒だしとそのまま結婚してしまった人達の中には、このような辛い思いをしている人がいるようです。
相手が浮気したという事実が一生つきまとい不安な日々を過ごす
一度、パートナーに裏切られたら、その事実を消すことはできませんし、ふとした瞬間にその時の辛い思いが蘇ることもあるようです。実際に一度浮気した人の約8割が浮気を繰り返すと言われています。また、浮気されるのでは!?と不安な気持ちを抱えながら日々を過ごしている人もいるようです。
毎日顔を合わせるのが苦痛
心がスッキリしない状態で結婚してしまうと、毎日顔を合わせるのが苦痛に感じられたりストレスになったり、その後の夫婦生活がうまくいかなくなることがあります。
将来的には結局離婚に至ってしまう
結局は結婚という道を選んだけれど、一緒に生活を送っているうちにやはり婚約期間の浮気が許せずに離婚してしまう夫婦もいます。離婚するにもかなりの気力と体力が必要になりますから、最初から結婚という選択をしなければ良かったと後悔してしまうようです。
両家の関係がぎくしゃくする
我が子の結婚相手が過去に浮気をしていたということを知っている親との付き合いは大変です。お互いに何となくぎくしゃくしてしまう人も多いようです。また、両家の両親同士も娘息子が浮気された被害者感情を一方が持つなど、良好な関係が築けないこともあります。

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