パートナーの浮気について調査したいという時に、多くの人が自分自身で行うか探偵に依頼するかで迷っているようです。どちらを選択するかによって、手に入る証拠も異なることがあり、費用も違ってきます。
そこで、今回は特徴を挙げながらそれぞれの違いを詳しく解説していきます。皆さんが浮気調査を行うとしたら、自分で行いますか?それとも探偵に依頼しますか?いざという時のために、是非参考にどうぞ!
自分で行う浮気調査の特徴

パートナーに浮気をしていることを認めさせたい。あまりコストをかけずに浮気調査を行いたいということであれば、自身で浮気調査を行うのも良いでしょう。しかし、そこにはあるリスクが伴うことを認識しておく必要があります。
それは、「時間や手間がかかること」、「相手にバレる可能性があること」、「精神的な負担があること」です。また、調査の方法によってはライバシーの侵害に当たり、犯罪になることもあるというのを知っておく必要があります。
例えば、相手の位置情報を知ることができるGPSを使って監視するような方法(相手の許可を得ていればOK!)は注意が必要です。
日頃の行動チェック
いざ自分で浮気調査をとなると、一体何をしたら良いのかわからないという人もいらっしゃることでしょう。まずは、パートナーを良く知るあなただからこそわかる、日頃の行動から浮気をしているかどうかを見極める方法があります。このような変化が見られるようになったら怪しいと言えます。
- 性行為を拒まれたり、頻度が減った
- 以前に比べ飲み会や出張が増えた
- ダイエットに励んだり、見た目を気にするようになった
- 急激に太った
- 趣味が変わった
- 洋服の好みが変わった
財布の中身チェック

浮気をしていれば、財布の中身にこのようなものが入っていたり、何らかの変化が表われることがあります。
- ラブホテルのレシート
- 2人きりで利用したであろうレストランなどのレシート
- コンドーム
- 自分が利用したことのないラブホテルのポイントカード
携帯電話(スマホ)には浮気の証拠がいっぱい!

いつでもどこでも携帯電話を持ち歩くようになった。そのような時も浮気を疑った方が良さそうです。パートナーの入浴中や就寝中など、決してバレないようなタイミングを見計らってチェックするようにしましょう。
スマホにロックがかけられていないか
これまではスマホにロックをかけていなかったのに急にかけるようになったのは、見られては困るものがあるからなのかもしれません。パートナーが寝ている間に相手の指を当てて指紋認証のロック解除を行ったり、色々なパスワードで解除を試みて下さい。他にインストールしているアプリ自体にロックをかけているということも考えられます。
写真や動画
浮気相手との浮気シーンが撮影された写真や動画がないでしょうか。手を繋いだりキスしているものは不貞行為の証拠にはならないのですが、浮気の可能性が大いにあり、パートナーの浮気を認めさせる為の良い証拠にはなりますから、自身の携帯に転送するなどデータを残しておきましょう。
メールや通話履歴
バレないように表示される名前が変えられていたり、異性の名前で登録されていることも考えられるのですが、あまりにも同じ人物と通話やメールのやり取りが多かったり、長時間に渡る通話を頻繁にしているようであれば怪しいと言えます。
しかも、それが深夜の時間帯であれば浮気を疑って良いかもしれません。不貞行為を行っていることを示すかのような内容があればしっかり証拠として残しておきましょう。
インターネットの閲覧履歴
明らかに自分に見覚えのないラブホテルを検索していたり、デートに使えそうなお店探しをした形跡があればアウトと考えて良いかもしれません。
パートナーが車をよく利用するのであれば

携帯電話に続き、車の中にも浮気の証拠がたくさん溢れていますから、このようなところをチェックすることをおすすめします。
助手席の位置
一般的に車に乗った時には自分に合わせてシート位置を変えるものです。もしも浮気相手を乗せていたら同じように無意識に調節していることが考えられます。助手席のシート位置に違和感はありませんか?
車内に変化がある
車内に目新しい消臭剤が置かれている。これは、浮気の証拠を残さないようにするためのものかもしれません。また、聞き慣れないBGMが流れるようになった。車内をいつも清掃してキレイにするようになったなども同様です。
カーナビの検索履歴
誰と出掛けたの?身に覚えのないお店やデートスポット、ラブホテルの検索履歴が残っていませんか?
ガソリンの減りが早い!?
仕事くらいしか使わないはずなのに、いつもガソリンの減りが早い、走行距離が長いなどの状況があれば、引き続きパートナーの動向を伺う必要がありそうです。
自分で行う浮気調査の成功率を上げるために
自身で浮気調査を行うのには様々なリスクが伴うことはお伝えした通りです。できるだけ自身の負担を減らすためにも一人だけで抱えることなく、信頼のおける友人や知人に協力してもらうことも大切です。他にも、成功率を上げるために押さえておきたいポイントがあります。
タイミングを狙って調査開始
想像される通り、浮気相手とは誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどのイベント事の際に2人で過ごそうとすることが考えられますから、浮気しそうなタイミングを狙って浮気の証拠集めをすれば効率的に進められそうです。
浮気しそうな時間や場所の見当をつけておく
日頃のパートナーの動向をしっかりチェックしておいて、浮気しそうな時間や場所に目星を付けておきましょう。先回りして張り込みを行い、浮気相手と2人で現れた時はしめたものです。確実な証拠として写真や動画に残しておきましょう。
探偵に依頼して行う浮気調査の特徴

探偵が行う調査の8割は浮気調査と言われており、多くの人が利用していることがわかります。なかなか自分で浮気調査をする時間が取れない、浮気の証拠を手に入れて慰謝料を請求したり、子供の親権を手に入れるなど自分に有利な状態で離婚に持ち込みたいといった目的のもとプロである探偵に依頼しているようです。
探偵は、専門の機材を使い、チームで行動して張り込みなどを行うのでほぼ確実に浮気の証拠を手に入れることができますし、離婚裁判の際などに証拠として認められる調査報告書も作成してくれます。
何より、私達のような素人だと知らず知らずのうちに、調査のやり方によっては犯罪を犯してしまっていることもあるのですが、探偵は「探偵業法」に則って調査を行いますからそのような心配もありません。
費用の相場とコストを安く抑える方法

探偵に浮気調査を依頼するのには多くのメリットがあることは前述の通りですが、あえてデメリットがあると言えばコストがかかるということです。
一般的に調査員1名(1時間)につき6,000~10,000円と言われています。調査時間と調査員の人数に応じて金額が上がっていくのですが、だいたい20~30万円ほどが相場と考えておくとよいでしょう。
さらに、場合によっては延長料や出張料などの追加料金が加算されたり、キャンセル料などがかかることもありますから注意が必要です。
このことからも、決して安い金額ではないことがわかります。そこで、ここではできるだけ安く探偵に依頼する方法をお伝えしていきます。
見積もりを取って比較検討する
浮気調査に関わる費用は、興信所や探偵事務所によって違います。高いところが良いところとは限らないので、気になる点を必ず質問し、見積もりを取るようにして他社と比較検討することをおすすめします。
自分が把握している情報を多く伝えておく
もしも自分がパートナーの浮気しそうな曜日や時間帯、場所がわかっているのであれば、前もって探偵事務所に情報を伝えておきます。そうすれば無駄な時間を浪費することなく手早く調査を終えることができ、延長料金などを省くことができるでしょう。
調査の着地点をしっかり伝えておく
「パートナーの浮気相手が誰なのかをはっきりさせたい」、「裁判に有利な証拠が欲しい」など、どういう目的があり、どこまで調査して欲しいのかを明確に伝えるなどお互いの認識をすり合わせておくことで、無駄な調査時間がかかるのを防いでコスト削減に繋げることができます。
失敗しない探偵選びのポイント

親身になって相談に乗ってくれたり、良きアドバイスをしてくれる探偵事務所もたくさんありますが、一方で世の中には悪質な探偵がいることも忘れてはいけません。
「調査が終了した後に予想外の巨額な費用を請求された」、「多額の費用を払ったのに、結局、裁判に有利な証拠は手に入らなかった」など実際にトラブルに発展したというケースもあります。もちろん探偵との相性もあるのですが、探偵選びを行う際にはこのようなところを確認するようにしましょう。
所在地チェック
お金を儲けることだけを目的としており、実際に経営を行っているのかどうか怪しいところもあります。調査に支障があるとか事務所が遠方であるなどの理由もないのに、いつも待ち合わせはカフェやファミリーレストランばかりで、事務所に招き入れる気配がないところは怪しいといえます。
「確実に」を謳っている
インターネットの普及により、最近ではSNS上で宣伝を行っている探偵事務所が多くあります。そこに掲載されている謳い文句に注目してみましょう。「確実に!」などが強調されているようであれば注意が必要です。なぜならば、プロである探偵でもミスすることだってあるからです。また、有名人を広告塔にしてあるからといって完全に信用できるとは限りません。
過去に行政処分を受けていないか
できるだけトラブルに巻き込まれないように、これまでに行政処分を受けていないかを確認するようにしましょう。行政処分を受けている興信所が都道府県別にリストアップされているのでネット上で簡単に確認できます。
探偵業の届出がしてあるか
探偵業を営むには、公安委員会から「探偵業届出証明書」の交付を受け、営業所の見やすい場所に掲げたり、ホームページに掲載するなどする義務があります。問い合わせても曖昧な返事をするなど確認できない場合は許可されていない可能性が高いので、トラブルを避けるためにも契約を結ばないようにしましょう。
過去の実績を見せてもらう
これまで担当した調査の報告書サンプルを提示してもらい、その内容を確認します。証拠写真の撮影の仕方や文章の内容などはきちんとしていて信頼できそうでしょうか。見せてくれないようなところはやめておいた方が無難かもしれません。

浮気調査、不倫調査におすすめの探偵事務所をランキング形式で紹介しています。安い所で探すより、多少の費用は掛かっても調査能力が高く、信頼性が高い探偵事務所に依頼する事をおすすめします。